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「旅する力」-沢木耕太郎-
僕がノンフィクション作家沢木耕太郎の作品と出会ったのは、僕が高校生だった時だ。
初めて読んだのが「テロルの決算」。
昭和35年10月12日、社会党代議士の浅沼稲次郎を右翼青年が刺殺した。
日比谷公会堂の三党首演説会での演説の最中に、17歳の少年山口二矢に襲撃され、腹部を刺されて死亡した事件。
山口二矢は、誰に頼まれたわけでもなく、自分の意思と責任でテロを決行した。
テロリストとしての山口二矢がこの国をより良くするために殺害すべきだと思い立った浅沼稲次郎も、日本をより良くしたいという信念をもって活動していた人物であり、どちらも日本について真剣に考えていた。
この本を読んだとき、僕も二矢と同じ17歳。
当時の僕は大嫌いだった高校で、テニスとハードロックの毎日だった。
同じ年の山口二矢という人物と浅沼稲次郎について、これほど日本のことを考えている人たちもいるのか、と衝撃的だった。
当時の僕は、社会や教育制度に対して、ぼんやりと疑問を感じながらもそこから逃げ出すことだけを考えていた時に出会った本だった。
その沢木耕太郎の作品との出会いから20年以上、すべて読んでいる。
その中でも何度も読み返しているのが、「深夜特急」だ。
デリーからロンドンまでバスだけで旅行する主人公の物語。
普通の紀行文ではなく、沢木独特の観察力と視点で描かれている。
この作品に触発されて同じルートをたどって旅に出た若者もたくさんいる。
「深夜特急」では書かれなかったエピソードや、旅に出るまでの経緯、デビュー直後の秘話などが描かれているのが、「旅する力」だ。

大学を卒業後、実家を出た僕は大阪に落ち着いて20年。今も僕の街にはなっていないような感じがする。
どこか遠い知らないところを歩いて旅しているような。。。
子どもの頃に育った街を出て、暮らしている人はみんなそんな感じでいるのだろうか。




東大阪大学・東大阪大短期大学部
東大阪大学情報教育センター

太田研究室

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| books | 11:40 PM | comments (x) | trackback (x) |
「思考の整理学」
東京から大阪までの新幹線のなかでの時間つぶしに、1986年に出版された、外山滋比古 著「思考の整理学」という本を読みました。
冒頭、「学校の生徒は、先生と教科書にひっぱられて勉強する。自学自習ということばこそあるけれども独力で知識を得るのではない。いわばグライダーのよなものだ」と。
飛行機と違って自力で地面から飛び上がることができないもので、誰かに引っ張ってもらわなければ飛び上がれないことを表している。また、「学校はグライダー人間の訓練所である。飛行機人間はつくらない。グライダーの練習にエンジンのついた飛行機などがまじっていては迷惑する。危険だ。ひっぱられるままにどこへでもついて行く従順さが尊重される。」と続ける。
これこそまさに僕たちが1970年代に受けてきた学校教育そのものだ。
学校で優秀であるということと社会人として優秀であるということは必ずしも一致しないのは、グライダー人間と飛行機人間の違いにあるんだろう。
また、「人間にはグライダー能力と飛行機能力とがある受動的に知識を得るのが前者でじぶんで物事を発明、発見するのが後者である。両者はひとりの人間の中に同居している。グライダー能力をまったく欠いていては基本的知識すら吸収できない。何も知らないで独力で飛ぼうとすればどんな事故になるかわからない。」とも。
学校教育では多くの時間がグライダー人間の育成にあてられている。一部の人間から見て使いやすい人間を作るにはもってこいだが、そから新しいものは、あまり生まれない。
この本では、グライダー兼飛行機のような人間になるにはどのようなことに心がければよいかを考えた本だ。

この本が出版された1980年代と比べると、今の社会はより一層グローバル化し、多種多様化している。
答えや、公式をたくさん覚えて問題解決力の高いグライダー的人間ではなく、解決するための公式が存在していなくても、解決式を発見することのできる自力で飛び立てる飛行機的人間がより一層望まれる。




東大阪大学・東大阪大学短期大学部
東大阪大学情報教育センター

太田研究室


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カッコウはコンピュータに卵を産む
約15年前に読んだ本を久しぶりに読み返した。
僕が高等学校の教員だった頃、授業の傍らコンピュータの管理者を始めた頃に読んだ本。
クリフォード・ストール著「カッコウはコンピュータに卵を産む」

当時はまだ、校内の成績管理システムはオフコン上でCOBOLで組まれていた。
今となっては懐かしい。。。
ネットワークが入ると同時に、UNIXを使い始めた。その頃にこの本を、楽しく読んだのを覚えている。
もう一度読み返してみると、ソフトウェアのセキュリティ上のバグなどは、今では考えられないほど甘いものだが、ひとつひとつ穴を塞いでいったことで、今のUNIXがある。

この本の中で、ノーベル物理学賞受賞者のルイス・アルヴァレスが、「・・・証明可能な事実だけを信じること。ただしありそうもない解決を頭から捨ててかかってはいけない。偏見を排して、常に公平にものを見ることが大切だよ」と言う。

「偏見を排して、常に公平にものを見ること」、いつの世でも大切なことですが、世の中には偏見と不公平が渦巻いている。
この言葉は忘れないようにしたいと思う。





東大阪大学・東大阪大学短期大学部
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「ゲームニクスとは何か」を読む
「ゲームニクス理論」とはテレビゲームを”科学”することで、ゲームに隠されている「人を夢中にさせる」ノウハウを抽出して理論体系化したもの。
この本の中で著者は、「日本のテレビゲームの発展の歴史は、人に優しい優れたユーザインタフェイスの進化の歴史」だと述べている。
確かに子ども達がテレビゲームで遊ぶときには取扱説明書なんて読まない。
いきなり始めたテレビゲームの遊びの中からルールをみつけ、クリアしていく。
最近、中学校や高等学校でもニンテンドーDSを授業で利用し、英語教育などで成果をあげている。
日本のゲームデザインは教育におけるユーザインターフェイスにも有効なようだ。
ゲーム機を使わない本来の対面授業にもユーザインタフェイスを考えた授業が必要だ。




東大阪大学・東大阪大学短期大学部
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ウェブを進化させる人たち
~ITの新しい潮流を創る15人の声~

著者のポッドキャストの中から15人のインタビューの音声を文章に起こしたもので、ウェブ上で様々なサービスを展開する企業のトップの声が聞ける。
mixiの代表は、「googleの検索結果に対して自分が影響を与えられることは何もないんです。それに対してソーシャルブックマークやSNSでは自分が何か働きかけたことによって、結果自体を左右することができる…」
と解説している。

一方的に情報を受け取ることから、受け取る情報そのものをコントロールし、積極的に参加できるメディアとしてウェブは日々進化を遂げている。
積極的に参加していくためには、コミュニケーション力というものが重要になってくる。




東大阪大学・東大阪大学短期大学部
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それがぼくには楽しかったから
東大阪大学の情報教育センターで仕事をするようになって、今年で6年目になる。
正確には併設の高等学校に籍を置いて情報教育センターの仕事をしていた2年間と合わせると8年目。
当時、学内のキャンパスネットワークの整備を始めた頃に、大学のネットワークOSをLinuxに入れ替えた。
当時のWindowsNTとは比べ物にならない安定性があったためだ。
導入したころのVineLinuxから、現在はRedHat Linuxへと変わったものの、今もインターネット関係のサーバはLinuxを使っている。
たぶんこれから先もWindowsサーバの出番はないだろう。

テレビの正月番組があまりにもつまらないため、昔読んだ「それがぼくには楽しかったから」を読み返す。
Linuxの生みの親、開発者であるリーナス・トーバルズの本。
ビルゲイツもリーナス・トーバルズもコンピュータおたくだけど、ソフトウェアに対する考え方が根本的に違う。
彼のオープンソースという考え方は、コンピュータの世界だけではなく、社会のあらゆるシステムにも適用できるのではないだろうか。



それにしてもテレビの正月番組はつまらない。。。


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メディアコントロールを読む
Noam Chomsky著
メディア・コントロール-正義なき民主主義と国際社会-

民主主義社会に関する一つの概念は、「一般の人々が自分たちの問題を自分達で考え、その決定にそれなりの影響をおよぼせる手段をもっていて情報へのアクセスが開かれている環境にある社会」ということであるが、もう一つの概念も示している。
それは、一般の人々を彼ら自身の問題に決してかかわらせてはならず、情報へのアクセスは一部の人間のあいだだけで厳重に管理しておかなければならない」と示している。

チョムスキーは自国アメリカのアメリカの政策を通して現代政治におけるメディアの役割に目を向け、アメリカの民主主義の矛盾を語っている。
おそらく現代日本社会も同じ事がいえるだろう。




東大阪大学
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「フリーソフトウェアと自由な社会」を読む
システム管理者は多かれ少なかれフリーソフトウェアを利用している。
大規模なネットワークを支えるシステムでも、特にUNIX系OSを利用していると、ほとんどがフリーソフトである。
一言でFreeといっても自由と無料では大きく意味が違う。

コピーレフト(copyleft)やオープンソースなどの概念,GNU GPL(General Public License)やLGPL (Lesser GPL)などのライセンス形態,著作権法,知的財産権,ソフトウエア特許といった法的根拠など。フリーソフトウエアに関連するさまざまな話題を,Stallmanが自らの言葉で解き明かす。読み進めていくと,GPLの条文の行間に隠れていたStallmanの思想が鮮明に浮き上がってくる。

これらの思想は現在のインターネット技術を支える土台となっているといっても過言ではないだろう。

キーワードリンク
フリーソフトウェア財団  GNU General Public License  コピーレフト
Free Software Foundation  



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「私たちはどうつながっているか」を読む
人は生きていくうえで、様々な出会いがありつながっていく。
個人と個人が結びついてネットワークを作っていく。
著者はスモールワールドやスケールフリーといった最新 のネットワーク科学を、毎日の生活に活かそうと提言する。
ネットワークの科学を通して人のつながりを考えてみると様々なことが見えてきます。



授業で、受講生がどのようにつながっているか、目で見えるようにしてみました。
いくつかの質問項目で、該当する者同士がロープでつながっていきます。
身近な友人だけではなく、日頃接点の少ない人とも、ある事柄を通してみて見ると繋がっていたということがわかります。



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