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2009,05,06, Wednesday
家電製品を利用するとき、おの動作原理などを詳しく知って使っているということは少ない。冷蔵庫の中はなぜ冷たくなるのか、テレビはどうして映るのかなど普段は考えて使っていない。
コンピュータは電子計算機と呼ばれていた頃は家庭には無かったが、今や小学校にも、家庭にも普及し、普通の家電製品となっている。 インターネットが家庭にも普及し、テレビを見る感覚で検索し、欲しい情報を手に入れることができる上、自ら情報発信も簡単にできてしまう。 しかし、多くの家電製品と決定的に違うのは一般の家電製品がユーザとして利用しているのにとどまるだけがインターネットに接続さされたコンピュータは情報を取るだけではなく、他のユーザに情報を提供することができるということ。 ユーザとしてでけではないということだ。 インターネットの仕組みを知らなくても、世界のネットワークの一員になるということ。 多くの人々が仕組みがわからないということで犯罪に巻き込まれるケースもある。 詐欺にあったり、個人情報が流出したりとマスコミにはインターネットにまつわる話が多く取り上げられている。 携帯電話が電話ではなく「ケータイ」と呼ばれ電話型のコンピュータとなっている今、メインのインターネット端末として利用している人々も多く、ケータイインターネットにまつわる事件も多く発生している。 わからないから怖い、危険だから子どもから遠ざけるのではなく、きちんと理解し便利な端末として利用するためには大人がもっとケータイについて知る必要がある。 ケータイが悪者なのではなく、それを使う犯罪が悪なのだ。 ■東大阪大学・東大阪大短期大学部 ■東大阪大学情報教育センター ■太田研究室
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| ケータイ | 11:56 PM | comments (x) | trackback (x) | |