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2009,02,14, Saturday
日刊アメーバニュースにテレビがつまらなくなった理由について現役ディレクターに質問した記事が掲載されていました。
http://news.ameba.jp/cobs/2009/02/33785.html 「テレビがつまらなくなった」と言う意見をよく聞くことがありますが、何ででしょうか? 「僕はテレビをダメにした理由は2つあると思います。ひとつはインターネットをはじめ様々なメディアが登場したことですね。たとえば、話題の番組を見逃したら、学校のクラスで話題についていけない、ということってよくあったと思うんですが、話題になるような名場面はたいていYOUTUBEにアップされていますよね。これなら、わざわざテレビの前にかじりつく必要もありません。また、ネットで動画を配信できる時代になったことも大きな要因。 (中略) あと、DVDでも自由度の高い試みはできますしね。また、制作費がそれほどかからないからさほど儲からなくても上から怒られない、などがあると思います」 「不況で制作費が落ちて、でもCSやBSなどの番組をあわせると放送されるソフト(番組)の数は増えているわけです。ということは、1本当たりにかける時間やお金が減っているわけです。時間もない、お金もないではいい番組なんて作れないですよね」 など、質問に答えられています。 「話題になるような名場面はたいていYOUTUBEにアップされていますよね。これなら、わざわざテレビの前にかじりつく必要もありません。」 「時間もない、お金もないではいい番組なんて作れないですよね」 本当にこういったことが大きな原因とは僕には思えません。実際テレビ番組はつまらなくなっている。 同じような構成の「お笑い番組」や「ワードショー」。YOUTUBEや資金の問題ではなく、「創造力」の問題です。 現職のテレビ関係者がこんなふうに思っているようでは、当分テレビはつまらないままでしょう。 ここ何年か僕はほとんどテレビを見なくなりました。かといって、YOUTUBEで名場面を探して見るというようなこともしていません。 YOUTUBEであってもテレビ番組はつまらないものはつまらない。 今テレビの制作現場で中心になっているのは、僕と同世代かその前後の世代だと思うのですが、僕はその世代が受けてきた「教育」の制度にも問題があって、その結果が今の時代に反映されているような気がします。 教育というものは、10年、20年後に結果が出てきます。 「ゆとり教育」についても様々な議論が繰り返されていますが、結果が出てくるのは10年、20年後なのでしょう。 教員の評価もその時だけではなく、ずっと後に本当の結果が出てくるんでしょう。 ■東大阪大学・東大阪大短期大学部 ■東大阪大学情報教育センター ■太田研究室
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