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2008,10,26, Sunday
約15年前に読んだ本を久しぶりに読み返した。
僕が高等学校の教員だった頃、授業の傍らコンピュータの管理者を始めた頃に読んだ本。 クリフォード・ストール著「カッコウはコンピュータに卵を産む」 当時はまだ、校内の成績管理システムはオフコン上でCOBOLで組まれていた。 今となっては懐かしい。。。 ネットワークが入ると同時に、UNIXを使い始めた。その頃にこの本を、楽しく読んだのを覚えている。 もう一度読み返してみると、ソフトウェアのセキュリティ上のバグなどは、今では考えられないほど甘いものだが、ひとつひとつ穴を塞いでいったことで、今のUNIXがある。 この本の中で、ノーベル物理学賞受賞者のルイス・アルヴァレスが、「・・・証明可能な事実だけを信じること。ただしありそうもない解決を頭から捨ててかかってはいけない。偏見を排して、常に公平にものを見ることが大切だよ」と言う。 「偏見を排して、常に公平にものを見ること」、いつの世でも大切なことですが、世の中には偏見と不公平が渦巻いている。 この言葉は忘れないようにしたいと思う。 ■東大阪大学・東大阪大学短期大学部 ■東大阪大学情報教育センター ■太田研究室
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