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2013,12,06, Friday
自宅の書棚で18歳の時に読んだ本を見つけた。そう今からちょうど30年前に買ったもの。
藤原新也著「東京漂流」。この頃はノンフィクションの本にハマっていた頃。 狂っていく日本社会の序章がこの1980年代だったのかもしれないと、ふと感じる。 現代の日本社会を考える上ではこの時代の影の側面をとらえたこの本は、当時の変わりゆく価値観やその根底にあるものを捉えるため重要なものだと思う。 これからバブル期に入っていこうとする時代の日本社会の歪んでいく様子がよくわかる。 価値観を大きく変えたのはインターネットだと言われることもあるけれど、その変化はそのずっと以前から始まっていた。 インターネットがその後爆発的に普及し、時代の変化の速度を少し後押ししただけなのではないだろうか。 にほんブログ村 ■東大阪大学・東大阪大短期大学部 ■東大阪大学情報教育センター ■太田研究室 ツイート
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