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デザインの必要性を伝える -高大連携授業2学期スタート-
高大連携授業2学期がスタート。
前回は8月末に集中講義だったので、高校生にとって大学での連携授業の実質的なスタートは今日からでした。
2学期の初めは文化祭に向けてのポスターのデザインです。
高校生に向けてデザインの必要性を伝えることって意外と難しいと実感しています。
デザインひとつで豊かな気持ちになったり、人と人をつないだり、デザインは欠かせないものです。
しかし高校生に微妙なニュアンスを伝えるのが意外と難しいのです。

始めに原案を下書きしてもらいます。この時に出てきたアイデアを広げてみると余計なものがたくさん含まれています。寄せ集められたデザイン案から引き算していきシンプルにして伝えるということ。この引き算の感覚を伝えるのが難しい。
計算された余白というか、余白の必要性とか余白にも意味があるということ。
伝えるためにどのような工夫がされているのかという視点ではあまりポスターを見ないので、なかなかそういう感覚というのは伝わりにくいんだと思います。
こうした授業をキッカケに世の中の様々なモノについてデザインという視点で見ることができるようになってほしいと思います。

毎年このポスター制作の授業をして感じますが、実は教育系の大学生よりも面白いものが出来上がります。
教員を目指して教員になるための授業や教員として物事を見るということが、物事に対する視点を狭めているような気がします。本来は全く逆で広い視野を持っていなければ教員なんてできないはずなのですが、何かを創造するということを考えてもらった時、他の学部よりも発想が狭いと時々感じることがあります。
大学での教員養成はまだまだ課題山積です。
高大連携で高校生の授業をおこなっていて、現在の教員養成について様々な気付きがあり、僕にとっては自分自身のFD活動の一環にもなっています。

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